神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
秦野版 公開:2021年5月28日 エリアトップへ

取り組もう“ごみダイエット” 秦野市が進める減量大作戦

社会

公開:2021年5月28日

  • X
  • LINE
  • hatena

 2025年度までに3万3600トン。

 これは秦野市が掲げている可燃ごみの減量目標だ。目標達成のため市が進めている『ごみダイエット大作戦』について調べた。

 秦野市の可燃ごみは現在、伊勢原市と組織する「秦野市伊勢原市環境衛生組合」2処理施設で行っている。しかし、老朽化に伴い25年度末までに伊勢原清掃工場焼却施設が稼働を停止。はだのクリーンセンター1施設体制に移行するため、減量に向けた取り組みが急務となっている。

 市環境資源対策課によると、昨年度の可燃ごみ排出量は年間約3万4400トン。目標まであと800トンの削減が必要となる。そこで市が実施しているのが『ごみダイエット大作戦』。4つの作戦を掲げている。

 1つめは、草木類の資源化。19年度から市内全域で実施しており、一般家庭から出る草(根も含む)や木の枝・幹・葉、切り花、竹などを可燃ごみと分けて回収している。2つめはプラ類や古紙類など資源となるものの分別の徹底。3つめは生ごみの80%を占める水分を絞ってから出す生ごみ減量。4つめは消費者だけでなく、商品やサービスを提供する事業者も共に取り組むことを目標に、事業系ごみの減量に取り組む。同課では「1人1日あたり約13グラムの減量で目標が達成できます。減量が早く進めば稼働停止時期を前倒しでき、そのぶん修繕経費等を削減できるため、引き続きご協力ください」と話している。

3Rへの取り組み

 ごみ減量への取り組みには「3R」も挙げられる。リデュース、リユース、リサイクルのことで、この順番に取り組むことが重要となる。

 リデュースは、使用済みのものがなるべくごみにならないよう製造・加工・販売すること。マイバッグの利用なども含まれる。リユースはリサイクルショップやフリマの利用など、使用済みになっても、もう一度使えるものは再使用すること。リサイクルは、再使用ができないものを資源として再生利用すること。資源ごみの分別やコンポストの利用等も挙げられる。

 5月30日は「ごみゼロの日」、6月は環境月間となる。この機会に身近なところから「ごみダイエット」に取り組み、環境について考える機会としてはどうだろうか。

秦野版のローカルニュース最新6

秋ソバが豊作

秋ソバが豊作

寺山の石庄庵の畑

11月22日

スポーツ吹矢で県大会Ⅴ

市内在住 宮戸政義さん

スポーツ吹矢で県大会Ⅴ

11月22日

知名度向上に「カレー」一役

知名度向上に「カレー」一役

ジビエの街 鶴巻温泉

11月22日

さかえちょう公園で秋祭り

さかえちょう公園で秋祭り

11月24日 抽選会も実施

11月22日

23日、実朝まつり

23日、実朝まつり

田原ふるさと公園など

11月22日

無料で口腔がん検診

無料で口腔がん検診

秦野伊勢原歯科医師会

11月22日

お得なプランや商品いっぱい!みどりや祭

水回り2点セットやTOTOトイレ「ピュアレスト」、エコキュートなど特価商品多数!

https://k-midoriya.com/

<PR>

あっとほーむデスク

  • 8月30日0:00更新

  • 8月23日0:00更新

  • 8月2日0:00更新

秦野版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月22日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook