秦野市は6月1日、「生涯現役促進地域連携事業」をスタートさせるため、事務局を市シルバー人材センター別館きずな(秦野市新町10の71)内に設置した。
この事業は、55歳以上の高年齢者が生きがいをもって地域社会で活躍することで、地域の活性化や健康寿命の伸長、医療や介護にかかる費用の削減をめざす取り組み。厚生労働省が2016年に創設したもので、地方自治体や商工会議所、社会福祉協議会などが連携して設置する協議会が、国の委託を受けて実施する。
秦野市では今年3月に企画競争参加へ申し込み、5月に採択団体が決定、公表された。県内では鎌倉市、小田原市に次いで3番目で、実施主体は「秦野市生涯現役促進地域連携事業推進協議会」となる。
同協議会で取り組む主な役割としては、秦野市や地元の金融機関、社協、商工会議所、シルバー人材センターなどと連携を図りながら、高年齢者に対する雇用創出や情報提供などを推進すること。そのため、職員等の選定後は、事業の基礎となる高年齢者へのニーズ調査を行うほか、高年齢者を雇う側の事業主の意識調査なども実施する予定だ。
また、セミナーや研修などを通した人材育成事業、合同説明会などの実施も検討していくという。問い合わせは市高齢介護課【電話】0463・82・7394へ。
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