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秦野版 公開:2021年7月9日 エリアトップへ

季節の花でお出迎え 鶴巻上部自治会のメンバーが作業

コミュニティ社会

公開:2021年7月9日

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季節の花を植える花壇愛好会のメンバー
季節の花を植える花壇愛好会のメンバー

 鶴巻上部自治会(北村実会長)の花壇愛好会のメンバーが6月30日、自治会のエリア内にある市道8号東名高速道路鶴巻高架下の花壇に季節の花を植えた。

 花壇は鶴巻公民館へ向かう道路の入口そばにある約20坪の場所で、中日本高速道路株式会社が所有する土地の一部。同自治会に維持管理の打診があり、2010年に花壇を「ふれ愛ガーデン」と名付け、市の美化ボランティア制度(アダプト・プログラム)に登録。愛好会を作り、本格的な活動を開始した。現在、およそ20人で手入れをしている。

 毎年6月と11月に市から支給された季節の花を植えており、この日はメンバー約10人が作業を実施。メンバーの1人、飯塚小夜子さんが「色がはっきりしていてきれいで、育てやすい花を」と選んだベゴニアやブルーサルビアなど季節の花250株を植えた。

 夏場は原則週に1回、日曜日の午前8時半ごろから集まり、およそ30分かけて水やりや草取りなどをしている(雨天時は実施しない)。花壇で使う1回あたりの水の量は200リットル近くにのぼり、活動に賛同した近隣の農家が井戸水を提供しているという。

 愛好会の委員長も務めている北村会長は「活動11年を迎えたが、あっという間だった。作業をしていると住民だけでなく、ハイカーや観光客、近隣の鶴巻公民館を利用する方々が『きれいだね』と声をかけてくれることが嬉しい」とコメント。「感謝の声が活動の喜びと誇りに繋がっている。お手伝いしてくださる方も募集しています」と話した。

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