高校生による学生団体E4(齋藤初依代表)と学生団体E4OGが主催する「インハイ〜一票に想いを乗せて@高校生議会〜」が7月28日、秦野市議会議場で行われた。
若い世代が自ら住み暮らすまちの現状や未来を考え、まちへ届けようと企画され、6月20日の開会式と第1回委員会、7月28日の第2回委員会を経て、模擬議会に臨んだ。当日は7人が高校生議員として参加。執行部として高橋昌和市長をはじめ副市長、教育長なども出席し、市議会議員らも傍聴に訪れた。
齋藤代表による挨拶等のあと、議長に就任した山口紗妃さんの進行のもと模擬議会を開会。「リア充青春化計画」「僕らの地元Life style計画」の2つの委員会に所属する議員から質問が行われた。
その後、執行部へ政策提言を実施。リア充青春化計画委員会からは小中学校の学校間交流を目的とした場の設立など2項目が発表された。また、僕らの地元Life style計画委員会では、秦野の魅力をSNSで発信するため若年層を導入したシステムの構築など4項目が提言された。最後に高橋市長が講評。「今後も若い人の意見を積極的に市政に取り入れて、新たな時代を切り開いていきたいと思う」と話した。
今回の政策提言は、秦野市議会9月議会に陳情として提出する予定。高校生議会を終え、齋藤代表は「本当に貴重な経験をさせて頂いた。この企画を通して議会の仕組みを身をもって学び、また若者の意見を取り入れようとしてくれている市職員の姿勢をみて、将来のビジョンも広がった。今回の提言で少しでもまちが若者にとっていいものに変わればいいなと思います」と話した。
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