「秦野市生涯現役促進地域連携事業推進協議会(内田賢司会長)」(愛称/生涯現役フルライフはだの)が9月1日から相談窓口を開設し、本格的な活動をスタートさせた。現在、働きたい55歳以上の登録、及び採用側となる企業・事業主の募集を行っている。
生涯現役促進地域連携事業は、厚生労働省から委託を受けて実施している事業。市内高齢化率が2020年に30%を超えたなか、生きがいをもって地域社会で活動してもらえるよう、鎌倉、小田原に次いで県内3番目の実施となった。窓口は秦野市役所や商工会議所、社会福祉協議会、シルバー人材センターなどからなる「生涯現役フルライフはだの」が担い、55歳以上を対象に就労支援や雇用創出の促進を行う。
今年6月には、秦野市シルバー人材センター別館きずな(秦野市新町10の71)内に事務所を設置し活動をスタート。事業主へのアンケートやホームページの作成など準備を進め、9月1日から相談窓口の開設と働きたい人の登録受付、登録者の採用を行う事業主の募集を本格的に開始した。
登録対象となるのは、働く意思のある秦野市内在住の55歳以上。現在は窓口での登録(感染症対策のため電話での予約も可能)を受け付けているほか、ホームページから『相談者調査票』をダウンロードし、FAX又はメールを送ることで登録できる。費用は無料。登録後に「生涯現役フルライフはだの」より求人企業等の情報提供が行われ、条件に合う仕事が見つかった場合は、登録者自身が企業等へ直接連絡を行う流れとなる。
一方、求人を検討している企業・事業主についても随時募集中。「生涯現役フルライフはだの」の相談員が事業説明などのため企業訪問を行っているほか、窓口での相談、ホームページからダウンロードできる『求人情報提供届』での求人情報登録などを受け付けている。費用は全て無料。
担当者は「55歳以上の就労支援として『働く』ことでの社会貢献、経済的・精神的ゆとりを導くと共に、企業に向けては人材のマッチングを行っていきたい。まずは気軽に何でも相談いただければ」と話す。今後は合同説明会や働きたい人に向けた研修会、事業主向けセミナーなどの開催も予定している。問い合わせは生涯現役フルライフはだの【電話】0463・68・1587へ。
![]() HPは「生涯現役フルライフはだの」で検索、又は上の二次元コードから
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