秦野市南矢名在住の上野貴史さん(慶應義塾湘南藤沢高等部2年)が、10月2日に大阪で行われた「大阪国際音楽コンクール」アマチュア部門スーペリアコースで第3位を獲得した。
上野さんが出場したスーペリア部門は高校生を対象とし、楽器を問わず自由曲1曲によって審査される。上野さんは母の影響で幼少期からピアノを習っており「今度『ラフマニノフ国際ピアノコンクールJAPAN』に出場したいので、その前に国際コンクールの舞台を経験しようと出場しました」と話す。
披露したのはラフマニノフ作曲「エチュードOp.39No.3」。ファイナルでは普段練習している通りの実力を発揮でき、第3位という評価に。「次へのステップとして評価を得たので良かった。フォルテ部分の表現の仕方などで指摘を受けたので、今後の課題にしたい」と次への意欲を燃やす。
上野さんが師事するクレッセント音楽教室(下落合)の石井晶子先生も「練習にも前向きで熱心。体格も良いので豪快な良い音が出せるタイプですが、繊細な部分も持っているのでハッとする演奏ができる」と一目置く。進路は医師になるため大学進学をめざすが、ピアノは今後もずっと続けていくという。
今一番弾きたいのはラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」。「表現したことが観客に伝わる演奏をしたい。それで称賛や反響があれば嬉しい」と笑顔で話した。
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