9月定例会 議会報告 地産地消と学校給食について 秦野市議会議員 無所属 伊藤大輔
問 平成30年度の小学校給食費の食材費は総額約3億8千万円。購入方法別の内訳はどのようか。
答 神奈川県学校給食会への総支払額は、米、パン、牛乳など1億4650万円で、青果の支出額は4550万円、肉や魚などの支払額は、1億8840万円。
要望 今の地場産率(青果31%)で計算すると地元の生産者に落ちるお金は3・8億円のうちたったの約1400万円。
問 令和2年度の小学校給食で使われたお米64㌧を、県学校給食会から秦野産にできないか。
答 秦野産だけ切り分けて納入する場合、既存の供給システムに支障が生じる可能性があり難しい。
意見 既存のシステムを一部でも変更しようとすると関係者の反対があるのは当然である。千葉県いすみ市は4年かけて地元産100%の有機米の学校給食を実現した。地産地消とは、市内で収穫できるものは農家と直接作付け契約を結ぶということ。農協に全てをお願いすることではない。
問 小・中学校で必要になる100㌧のお米を生産するために必要な作付面積はどのようか。
答 秦野産「はるみ」の収量から換算した場合、20ヘクタールである。
要望 農家戸数は約25軒、予算約6400万円で、本市の全小・中学校の学校給食100%有機米が実現できる。
|
|
|
|
|
|