意見広告・議会報告
12月定例会 議会報告 戸川土地区画整理事業 秦野市議会議員 無所属 伊藤大輔
問 一体、誰のためにやる事業なのか?
答 市民全体のため。
意見 最近、矢坪沢整備に焦点が移りがちだが、以下のイメージ図を見ればわかるように産業利用促進ゾーンの活用方法がウェイトとしては圧倒的に大きい。工場と16m幅の都市計画道路に挟まれた矢坪沢に、できるだけ樹木を残すと約束しても、工場誘致というコンセプト自体をリセットできなければ、皆さんの望む矢坪沢になるとは到底思えない。この事業が止められないのは、昭和のやり方を踏襲する思考停止に陥った行政が、開発で仕事が欲しい業務代行予定者や土建業者、農地を売りたい地権者、そしてこれらの票が欲しい政治家など、既得権を持った一部の人たちの利益を優先させるため。
この古くて、偏った政治を変えたいと想い、議員になって2年半。私はこの事業に関するメリット、デメリット、代替案など考えられることは全て話してきた。仮に2億円の税収増とはいっても、交付税交付団体である本市に入ってくる税収は約6千万円(4年間の課税免除もある)、企業の設備投資はバブル期の4分の1など。
しかし、賛成議員は具体的な賛成理由を何も語らない。また、一般市民に伝わるのは、いつもシンプルな情報だけ。今日はここで細かいことを言うより、このイメージ図を見てもらうのが一番早いと思った。
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