日鍛バルブ株式会社(秦野市曽屋・金原利道代表取締役社長)は秦野市との間で市立おおね公園のネーミングライツ契約を締結。4月1日から同公園の愛称は「NITTANパークおおね」となる。
愛称の使用期間は5年間で、秦野市の命名権収入は年間150万円。2月17日に秦野市庁舎で取り交わし式を実施し、ネーミングライツ契約を締結していた。秦野市におけるネーミングライツはおおね公園で5施設目。県内では横浜市や相模原市、平塚市など9市で同様の事例がある。市がネーミングライツを検討している施設の中から、同社との間で協議を重ね、市のニーズに合わせ、同公園となった。同社の金原社長は「地元の企業として秦野市に貢献したいと以前から考えてきた。東海大学前駅からも近く、たくさんの地域の方に愛されているこの公園。市民の憩いの場として次の世代まで安全に気持ちよく使っていただけるよう大切にしていきたい」と話す。
主にエンジンのバルブなどを製造
日鍛バルブ株式会社は1948年設立。現在米国や欧州、中国など9カ国に拠点を持ち、優れた鍛造技術により、二輪車から四輪車、農業機械、船舶まで、様々なエンジンのバルブの製造などを手掛ける。ホンダを始め、現代(韓国)他、国内外の自動車メーカーに製品を供給している。
4月から社名を(株)NITTANへ変更
同社では2022年4月1日に社名を株式会社NITTANへと変更する。脱炭素社会を迎え自動車の電動化やEV化の流れが加速する中、2019年に中長期戦略として「NITTANチャレンジ10」を掲げ、歴史と伝統を守り、より付加価値の高い高性能のエンジンバルブの開発製造を継続する一方、水素エンジン用のバルブなど新たなものづくりへ挑んでいくとしている。
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