秦野市は小田急電鉄株式会社(東京都新宿区・星野晃司社長)の「踏切ネーミングライツ」実証実験第1号として、東海大学前1号踏切(秦野市南矢名1の14の1先)に市公式ユーチューブチャンネルの名称を使い「はだのモーピク踏切」と命名した。
これは同社が踏切のイメージアップと新たに広告として有効に活用することを検証するため、3月30日から行っているもの。同社が市に同事業の相談をもちかけ、人通りの多い同踏切で検証することとなった。今回は実証実験のため契約料は無料。
踏切は安全確認のために自然と足を止め、電車が通過するまでの間、利用者が待つ場所でもあり、今回市が協力し踏切のイメージアップと広告媒体としての可能性を検証する。実証期間は9月30日(金)まで。設置された愛称板は駅名標のような看板と、同社社員の手描きイラスト看板の2つで、「はだのモーピク」にリンクする二次元コードも掲出されている。
市広報広聴課は「学生がよく通る道なので若い人をターゲットに想定し、この名称に。このネーミングライツを通してはだのモーピクに興味を持ってもらえたら」と話した。3月30日の愛称板設置日に通りがかった近くに住む男性は「おもしろい取り組み。踏切のネーミングライツは初耳。機械的な名前より良い」と話し、初めて見る愛称板を写真に収めていた。実証実験の効果は、チャンネル登録者数や再生数の増加等で計っていくとしている。
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