秦野市等で活動する陸上クラブ「HappinessAC」所属の大継(おおつぎ)想瑠(そる)さん(南中学校3年)が、4月30日に横浜市三ツ沢公園陸上競技場で開催された「第57回神奈川県中学校陸上競技選手権大会」に出場し、女子100mハードルで3位入賞を果たした。
大会当日、予選では「体を前に倒した方が速くなるのに、体が立ってしまった」と反省点があったものの、上位8人までに入り決勝へ。決勝ではスタートが遅れてしまったものの、抜き足を速くすることを意識して跳び、15・15秒の好記録で見事3位に輝いた。
今大会を振り返り「タイムはまだまだだったけど、入賞できて良かった」と大継さん。自己ベストは大会後に15・02秒と更新した。「目指すは全中(全日本中学校陸上競技選手権大会)にいける記録を切ること。あと0・3秒は縮めないと」と意気込んだ。
陸上は小5から
大継さんが陸上を始めたのは小学校5年生の時。「水泳を習っていたけど泳ぎの種目を全部習い終わって、新しいスポーツを始めようと思いました。元々走るのが好きだったので陸上に」と話す。小学校6年生の時には、コンバインドA(80mハードル・高跳び)で全国大会出場経験も。
中学校には陸上部がないため、同クラブでの練習がないときには自主練を欠かさない。スポンジのハードルを使ったり、足の回転を意識した短距離練習などに励んでいる。大継さんは「ハードルは走る前すごい緊張するけど、跳べたらすごく楽しい。またやりたくなる」と笑顔で話した。
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