ベトナム国会議員団らが8月31日、「とちくぼ買い物クラブ」の取り組みを視察するため秦野市を訪問した。
訪れたのは、ベトナム国会議員団とWHO西太平洋地域事務局職員や通訳の計12人。WHOが公開している「『健康な高齢化の10年』に関する基調報告書」の中で、神奈川県の未病に関する取り組みや同クラブの活動が報告されていることもあり、同団らが高齢化対策のモデルケースとして視察するにあたり、神奈川県が選ばれたという。
同クラブは栃窪自治会有志によって運営されている買い物支援事業。山間部に位置し、高齢化率が高い栃窪地区では、移動手段がなく買い物が困難な高齢者を対象に、毎週水曜日にスーパー等への送迎を行っている。
当日は、市役所本庁舎で栃窪自治会の関野辰夫会長らが動画やパワーポイントを使用し、取り組みについて説明。その後の意見交換では「この事業をモデルに他の地域で実施しているところはあるか」「配達サービスとの違いは何か」などの質問も積極的に行われた。
関野会長は「社会制度が違うのでベトナムで活用できるかわからないが、臨機応変に活用してもらえたら」と話していた。
秦野版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>