秦野 人物風土記
公開日:2023.01.06
2023年秦野市はたちのつどいで実行委員長を務める
大島 彩華さん
室町在住 20歳
「みんなで楽しい」が原動力
○…式典は市内の9中学校から集まった19人の実行委員が秦野市とともに運営・企画する。実行委員で決めたテーマは、「新時代〜自分流に咲き誇れ〜」。先の見えない情勢の中、世の中の新しいステージを自分たちで作っていこうという思いを込めた。中学校の先生から委員の話を受け、実行委員長に自ら立候補。「代表の言葉をやってみたくて。一生に一度のチャンスだと思ったので」と笑顔を見せる。
○…実行委員会では、班に分かれて当日配るしおりや会場で流すビデオの製作に取り組んできた。昨年10月からは、インスタグラムを用いた情報発信も頻繁に行っている。初対面同士が多く、最初は固い雰囲気だったという実行委員会。回を重ねて打ち解けてきて、意見も活発に出るようになったという。
○…南が丘小、南が丘中、山手学院卒。現在は上智大学法学部地球環境法学科の2年生。大学ではテニスサークルに所属し、学内のテニスサークルが所属する連盟の委員長も務める。サークル別の対抗戦や合宿といったイベントの企画を行っており、「みんなで楽しい思い出を作るのが好きで、その中心になっていけたら」と積極的な姿勢を見せる。
○…「桜みちや水無川沿いがお気に入り」と生まれ育った地元への愛着をのぞかせる。実行委員会での活動を通して、「来る人全員にとって素敵な思い出にしたい」という気持ちが強くなってきたという。「当日は、祖母に晴れ着姿を見てもらいたいんです」との思いも。祖母にとって、自身はたった一人の孫。前撮りの際は、タイミングが合わず機会を逃してしまったという。「節目を迎えた姿を見せて、感謝の気持ちを伝えられたら」と瑞々しい笑顔がはじけた。
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