秦野市で特産化を目指している葉ニンニクを知ってもらおうと、JAはだの女性部が1月12日、JAはだの農業団地センター2階調理室で葉ニンニク料理11品を調理した。
ニンニク特有の匂いが農作物の鳥獣被害の軽減にもつながることから、はだの都市農業支援センターと神奈川県農業技術センターの支援と、JAはだのの後押しで2015年から生産が始まった葉ニンニク。女性部は葉ニンニクを普及しようと組合員や部員、一般の人からレシピを募集していた。今回集まった46品のレシピから手軽で素材を生かしたレシピ11品が選ばれ、担々麺や牛肉炒め、チジミ、ポテトサラダ等が調理された。
試食には生産者も参加
1月12日には、市内で葉ニンニクの栽培に力を入れている「葉ニンニク研究会」(諸星一雄会長・会員11人)からJAはだの代表理事組合長への葉ニンニク贈呈式もあわせて開催された。
贈呈式後は、女性部が調理した11品の葉ニンニク料理の試食が行われ、試食した人からは「油なじみが良く、炒めものに合う」「体がポカポカしてきた」「食後に匂いが残らず、食べやすい」などと声が上がった。
女性部は、調理と試食を振り返り「味つけが濃いと感じる料理もあったので、作る人の好みに合わせて調整してもらえれば」と話した。諸星会長は「葉ニンニクは何の料理にでもあう作物。葉ニンニクが認知度を高め『市の野菜』となるよう、横浜や東京にも出荷していきたい」と話した。今後、集まった46品のレシピは冊子化され、じばざんずの葉ニンニク売り場に配架される予定だという。
![]() 試食の様子
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![]() 11品の料理が出来上がった
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