秦野市内の風景や建物が描かれたオリジナルフレーム切手「秦野さんぽ」が3月27日(月)に発売される。デザインを手掛けたのは小田原市在住のイラストレーター・たなかきょおこさん。1000シート限定販売となる。
たなかさんは「旅する絵描き」として地元の小田原市をはじめ日本国内などを巡り、ボール紙にアクリルガッシュで描いた風景や建物などを発表。秦野へは、弘法山や震生湖ハイキングで訪れていたが、知人から「市内に面白い建物があるよ」と聞き、街中を散歩中に見つけた古い洋館や建築物のたたずまいに魅せられたという。2021年秋には初めて市内で個展を実施している。
小田原のオリジナルフレーム切手をたなかさんが手掛けたことがあり、その時の縁がきっかけで「秦野さんぽ」の発売が実現。切手には震生湖や水無川といった秦野の風景のほか、玉川屋豆富店や立花屋茶舗など今も市内に残る古い建物、現在はない建物など10点が採用されている。販売価格は1シート1600円で、市内全14郵便局のほか、東京中央郵便局と郵便局のネットショップで販売する。
3月13日には秦野郵便局で贈呈式が行われ、日本郵便株式会社から完成したオリジナルフレーム切手がたなかさんに手渡された。式では神奈川県西部地区統括局長の石井浩之さんが「今回の切手をきっかけに秦野の良さが広がれば」とあいさつ。たなかさんは「ネットショップでの販売もあるので、遠方の方には切手をきっかけに、秦野に足を運んでもらえたら」と笑顔で語った。
原画展も決定
切手の発売に合わせ、「たなかきょおこ『秦野さんぽ』切手原画展」の開催も決定した。熊澤屋呉服店ミニギャラリー+カフェ(秦野市寿町1の3)で、3月27日(月)から4月17日(月)まで。時間は午前10時から午後6時半(水曜定休)。
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