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秦野赤十字病院 耳鼻咽喉科 3人体制で様々な治療に対応 晝間清耳鼻咽喉科部長に聞く
秦野赤十字病院では4月から耳鼻咽喉科の医師が増員され、常勤医師3人体制となる。晝間(ひるま)清部長は、鼻・副鼻腔手術や頭頸部腫瘍手術からめまいや平衡障害まで様々な治療に対応する専門医。
晝間部長は特に「手術において、3人体制になることによるメリットはかなり大きい」と話す。同病院では、中耳炎や鼻閉・副鼻腔炎の手術をはじめ、声帯ポリープに対する音声改善手術や習慣性扁桃炎の手術、甲状腺腫瘍や耳下腺腫瘍の治療、頭頸部の手術など幅広い治療に対応する。
マンパワーで手術の幅が格段に広がる
「マンパワーを生かしていきたい。3人体制に増員されたことにより、治療や手術など、対応できる幅は格段に広がった」と晝間部長は話す。非常に細密でデリケートな内視鏡手術などにおいて、今まで以上により安全・安心につながるようになった。晝間部長は聖マリアンナ医科大学耳鼻咽喉科学教室から派遣されており、秦野赤十字病院と同大学との連携が図られ、アップデートされた医療情報を共有することができるようになる。
身体の異変や不調には早めの受診を
耳や鼻は、音や匂いなど毎日暮らすための情報を感じ取る、人間の大切な五感。それだけに耳や鼻の不調は、QOLの低下に直結する。不調も人によって様々で、花粉症やアレルギーからめまい、中耳炎などまで多岐に渡り、子どもから高齢者まで同科を受診する年齢層も非常に幅広い。
特に高齢者にとっては難聴や嚥下障害など不調を抱える人も多い。そんな症状を抱えて受診する患者に3人の医師がしっかりと向き合っていく。
「痛くは無いけど、喉の腫れがずっと治まらない」など、毎日の暮らしの中でちょっと感じた自身の身体の異変。「早期の治療が大切になることもあるので、気になることがあれば、早めに病院を受診して欲しい」と晝間部長は訴える。
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