フードバンクはだのを運営する「南相馬子ども保養プロジェクト(PJ)」が、4年ぶりに秦野で実施される。8月5日から7日の2泊3日の日程で福島の子どもたちを招き、海や山などで遊んでもらう。
南相馬子ども保養PJは、東日本大震災で被災した福島県南相馬市の子どもたちを秦野に招き楽しんでもらおうと、2015年から行われている取り組み。コロナ禍で2年間中止となったが、3年ぶりとなった昨年は例年と形を変え、初めて東北で開催した。
4年ぶりとなる秦野では、PJ創設メンバーの1人である福嶋秀樹さんの思いから「人のつながり」をテーマに実施する。過去の参加メンバーを中心に声をかけ、そこから広がり一人親の家族や支援学校に通う子どもなども参加するという。
福嶋さんは「子どもより親が震災を引きずっているケースがあり、そちらのケアも必要ではないかと活動を通し感じた」と話す。フードバンクで知った一人親世帯の経済状況や、自身がボランティアで行っている支援学校の活動などで感じたことをPJに反映し、今に合わせた方法を模索し継続していく。
PJへの支援募る
PJでは現在、開催資金の募金を呼びかけている。10月8日から9日には第2部として東北で開催し、昨年同様震災遺構の見学なども計画している。問い合わせは福嶋さん【携帯電話】090・2470・8542へ。
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