神奈川県内初となる「女子野球タウン」に認定された秦野市を舞台に、今夏、「第9回全国女子中学生硬式野球選手権大会」が行われる。同大会は7月29日(土)から8月2日(水)まで開催され、中栄信金スタジアム秦野と上智大学秦野野球場で女子中学生による熱戦が繰り広げられる。
同大会は中学女子が、競技をあきらめずに目標を持ち、高いレベルを目指して競技を続けてもらうために2015年に設立された大会。昨年まで平塚市や横須賀市で行われていたが、2022年12月に秦野市が(一社)全日本女子野球連盟から「女子野球タウン」に認定されたことをきっかけに、第9回大会から秦野市を会場とすることが決まった。
同大会には全国各地から19チームが参加。試合はトーナメント形式で行われる。オープニングの試合を飾るのは、地元の中学女子硬式野球チーム「西湘Future」対「BL東日本女子」戦となっている。
大会アンバサダーを務める元女子プロ野球選手ではだのふるさと大使の加藤優さんは「会場では選手が楽しそうに野球しているところを見ていただけると思います。女子野球ならではの魅力があり、元気をもらえると思うので、初めての方もぜひ観戦にきていただければ」と話す。秦野市では大会を盛り上げるため、7月29日(土)・30日(日)の2日間、中栄信金スタジアム秦野会場周辺でイベントを開催。大会記念缶バッジ作成(無料・1日500個限定)や記念撮影ボード、キッチンカーの出店、キックターゲットやストラックアウトのほか、丹沢はだの三兄弟や湘南ベルマーレのマスコット・キングベルも登場する。
観戦は無料。大会の詳細は全日本女子野球連盟のホームページ【URL】https://wbfj.jp/junior-highschoolから確認できる。
イオンで大会PRも
7月23日(日)には、イオン秦野ショッピングセンターくすのき広場で加藤さんが大会PRのため、西湘Futureとトーク・野球体験イベントを行う。トークショーやチラシ配布、ストラックアウト体験のほか、オリジナルクリアファイルのプレゼント、加藤さんデザインの記念撮影ボードも設置。時間は午後1時から2時まで。
秦野市では「小中学生への女子野球の普及につながれば」と話す。また、全国大会が行われることで、全国各地から中学生やその保護者が秦野にやってくることから「この大会を通して秦野市を知ってもらうと共に、地域活性に寄与したい」と話している。
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