秋ソバが豊作
寺山の石庄庵の畑
11月22日
フードロスへの認識を高めるため、ユーミーカフェ「you..and,me」(秦野市南矢名3の9の7)で8月5日、東海大学スチューデントアチーブメントセンター「NEO foods」が主催するフードロス食堂が開催された。当日は農家やスーパーで廃棄されてしまう食材を使った弁当の販売とともに、クイズコーナーや秦野市内で農家をしている石井理代さんへのインタビューも実施。約150人の人がカフェを訪れ、用意していた100個の弁当は全て完売となった。
同イベントの立案や企画構成、弁当の料理やレシピ、クイズ、インタビュー内容などは全て学生が考えたもの。JAはだの直売所「じばさんず」に野菜を出荷をしている農家の人に話を聞きに行くために、朝7時に取材を行うこともあったという。ユーミーカフェで開催することになったきっかけは、アルバイトをしていたプロジェクトリーダーを務めている桑原結愛(ゆい)さん。カフェを運営するユーミー総合サービスの担当者は桑原さんから企画内容を聞き、「地元の学生と一緒に地域を盛り上げていきたいと思い、一緒にやろうと声をかけました」と話す。また、「いい活動だね」と企画に賛同した地元の農家の人の協力により、じばさんずでフードロスとなってしまう食材を貰い、弁当販売に至ったという。JAはだのの宮永均組合長は「今、食料調達は当たり前にできなくなっている。地域で地産地消を進めることや、無駄を排除することは非常に大切」と語った。また、石井さんは同イベントについて「作り手として、作った野菜が捨てられるのではなく活用してもらえることはとても嬉しい」と声を弾ませた。インタビュー後には弁当を食べ、「とてもおいしい」と話した。
サブリーダーを務めている河内眞里奈さんは「考案してきたイメージが形になりました。イベントは成功です」と笑顔。桑原さんは「準備が本当に大変でしたが、色々な方が活動に興味を持ってくれました」。フードロスなどに興味を持っている学生も訪れ、「そういう人たちを増やすことが目標だったので本当に嬉しい。今後も続けていきたい」と意気込んだ。
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