秦野市水神町在住の吉川遼さん(小田原高1年)が8月27日、町田市民ホールで行われた「第47回全国町田ピアノコンクール」本選会に出場し、E部門(中1〜高校・高校卒業生)で第2位を受賞した。
1次・2次予選を経て行われた本選会。吉川さんは「やってやるぞ、という気持ちだったけど、不安や緊張はあった」と話す。一部ミスがあり、結果は僅差で2位。大きなコンクールで賞をとるのは初めてで、「悔しさもあるけど、2位はうれしい」と語る。
小4からピアノを始めた吉川さん。クラシックが好きな祖母の影響で一緒に曲を聞いていたが、ベートーベンの『エリーゼのために』を聞いて感動したのがきっかけだという。中1からクレッセント音楽教室(下落合)の石井晶子代表に師事し、演奏技術を磨いている。
石井代表は「音色が多彩で、本当に音楽が好きなのだと伝わる。技巧やパワフルな演奏が身につけばさらに伸びる可能性がある楽しみな生徒」と評する。吉川さんは「様々なコンクールに出て結果を出し、音大に入って、将来は音楽に関わる仕事がしたい」と夢を語った。
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