秦野市消防署の柏崎尚也さんと飯田拓和(ひろかず)さんチームが8月25日、北海道札幌市にある平岸プールで開催された第51回全国消防救助技術大会(水上の部)の溺者搬送に出場。17チーム中、7位の成績で入賞を果たした。
消防活動に不可欠な体力や精神力、技術の安全確実性と所要時間を競う同大会。柏崎さんと飯田さんが出場した溺者搬送は、2人1組(要救助者を含む)で20m先の溺者の様子を注視しながら泳いで近づき、救助してプールサイドに戻ってくるもの。同種目での入賞は今回が初となった。
入賞について柏崎さんは「訓練はやった分だけ成果が返ってくるという信念のもとにここまできたので、満足いく結果に安心しました」と話す。飯田さんは「素直に嬉しい。訓練の成果が発揮でき、尽力してくださった全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びを語った。
杉田佳一消防長は「素晴らしい成果。今大会で臨み磨いた救助技術の成果を発揮し、市民の皆様の安全・安心の実現にまい進してください」と話した。また、8月31日に市長報告が行われ、高橋昌和市長は2人に対し「今回の成果を日ごろの業務に生かし、引き続き精進してほしい」と激励の言葉をかけた。
秦野版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>