秦野市役所本庁舎で10月6日、秦野市丹沢遭難対策協議会が「登山者遭難救助隊」の新入隊員任命式を行った。当日は、新たに隊員に任命された遠藤慧さん(29)、中村篤史さん(53)、三川悦治さん(66)の3人に、協議会の会長である高橋昌和市長から委嘱状が授与された。
同隊は、秦野警察署での捜索が難航した際に要請を受け出動する組織で、任命式前は18人が所属。過去11年間で4回出動している。
昨今のアウトドアブームから昨年は県内の山岳遭難件数が過去最多となり、秦野市でも32件の事故が発生している。これを受け、遭難捜索体制をさらに拡充するために隊員募集を行ったところ、10年ほどの登山歴を持ち、丹沢山系の登山経験が豊富で体力も十分にある3人から申し込みがあった。
遠藤さんは隊員として「山が好きなので、安全啓発に力を入れていきたい」と話した。また、中村さんは「山が安全に楽しめる場になるための手伝いができれば」、三川さんは「二次災害が起きないよう、冷静沈着に行動していく」と語った。
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