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秦野赤十字病院 「地域医療支援病院」に より地域の中核担う医療拠点として
秦野赤十字病院(秦野市立野台1の1)が11月9日付で「地域医療支援病院」に指定された。より地域の中核を担う医療拠点となった同院の田中克明院長に話を聞いた。
地域の医院等と連携を深めて
「地域医療支援病院」とは、都道府県知事の承認を受けたかかりつけ医等の支援を通じて地域医療の確保を図る、地域医療の中核を担う体制が備わった病院のこと。
市民が身近で健康相談ができる「かかりつけ医」を支援する病院として、かかりつけ医からの紹介患者に対する医療提供、かかりつけ医への患者紹介、地域の医師等との医療機器の共同利用、地域医療従事者に対する研修の実施など、さまざまな役割を担う。
田中院長は「県から『地域医療支援病院』として承認いただいたことで、市民にとってもより安心して医療を受けていただくことができるのでは」と話す。紹介率が65%以上、逆紹介率が40%以上という基準を満たした同院。今回の指定は、こうした地域との連携などが認められた形だ。
「連携がより深まったのは、実はコロナの時からです」と田中院長は話す。同院ではPCRスポット・発熱外来として、地元医院等から患者の紹介を受けていた。そうした患者に適切な治療を行うとともに、地元の医院で対応してもらう場合には、患者の情報を提供するなど関係性を深めた結果、より密な地域連携が行えるようになったという。
地域のニーズにあわせ医療を提供
同院では近年、救急ワークステーションの運用など救急診療の強化、消化器病センターや脳卒中センターの開設など、患者が早期治療を受けられる体制づくりを行ってきた。その結果「オールラウンドにトップクラスの医療を提供できる」ようになったという。今後は地域のニーズに応え、救急だけでなく、子育てを中心に据え、小児医療などにも力を入れていきたい考えだ。
田中院長は「普段は身近なかかりつけ医に気軽に相談でき、何かあれば秦野赤十字病院で治療を受けられる。そういう役割分担ができることで、市民により良い医療提供ができます」と話した。
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