鶴巻地区住んでよかったまちづくり協議会(宮川邦生会長)がこのほど、「鶴巻再発見散策マップ 路傍の石仏・石碑」を作成した。同マップは鶴巻地区の店や市内公共施設などで無料で配布されている。
マップを作成したのは、同協議会のメンバーで鶴巻上部自治会長を務める北村実さん。同協議会が地域資源の掘り起こしとにぎわい創出の一環として、鶴巻地区に点在する路傍の石仏や石碑全てに案内看板を設置したのがきっかけだった。
これを地域の人たちや鶴巻を訪れるハイカーらにより知ってもらうことで街歩きにつなげようと、デザイナーである息子に作成を相談。はだの歴史博物館に相談し見つけた資料を参考にしながら、道祖神や石碑のある場所を自らの足で歩きマップに落とし込んだ。
使われている写真は、現地を訪れた際に自ら撮影した。地図も、道や位置関係がわからなくならないよう調整しながら簡略化。半年かけて作り上げたという。
マップは鶴巻地区にある店舗やJA、郵便局、中栄信用金庫、市の連絡所をはじめ、鶴巻温泉駅、はだの歴史博物館や秦野市観光協会、秦野市観光振興課、市内各公民館などで無料で配布されている。
「マップを片手に鶴巻再発見の旅に足を運び、歴史や人々の思いに心を馳せていだたければ」と、同協議会では話している。
鶴巻地区住んで良かったまちづくり協議会とは
鶴巻地区住んでよかったまちづくり協議会は、南北に大きく分かれている鶴巻地区において、自治会、鶴巻地区社会福祉協議会、高齢者支援センターなど多機関を巻き込んだ拠点づくりを行っている。さまざまな会議及び教室の開催などを行う「ほっとワークつるまき」や、多世代交流ひろば「みんなのて」、子育てサロン「ちっちゃなて」とシニア&高齢者サロン「おっきなて」、異世代交流や孤食の防止や食育を推進する「みんなの食堂☆つるまき」、子育て支援の教室や児童・生徒向けの自習・相談室を展開する「つどいの場 きらく」などの取り組みを行い、行政だけでは手が届きにくいところを地域のボランティアが一体となって支えている。
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