秦野市大秦町の弘法の清水で1月10日、リニューアルされた水屋の披露と、名水復活20周年の式典が行われた。
環境省(当時・環境庁)が1985年に選定した全国の「名水百選」に選ばれた秦野盆地湧水群の一つで、弘法大師によって湧き上がったという伝説が残る「弘法の清水」。しかし89年に弘法の清水で地下水汚染問題が報道された。市は浄化事業に取り組み、地下水の汚染物質が環境基準値を恒常的に下回ったことから、2004年1月1日に弘法の清水で「名水復活」を宣言している。
今年1月1日が名水復活宣言から20周年となることを祝い、市は昨年、老朽化していた弘法の清水の水屋(木造部)のリニューアルを計画。「弘法の清水水屋更新プロジェクト」として、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」を活用したガバメントクラウドファンディングⓇで経費を募り、水屋が一新された。
10日は、高橋昌和秦野市長、臼井戸水神講、プロジェクトに寄付した人が式典に参加。高橋市長は「弘法の清水の利活用推進は、多くの地域の方々のご理解・ご協力あってのこと。本日は地下水汚染を克服した祝いとともに、水資源の重要さを再認識する機会となります。引き続き力添えいただければ」とあいさつした。弘法の清水を管理している臼井戸水神講の代表者は「多くの方々の協力で、立派な屋根になった。大変ありがたい」と話した。式典後、弘法の清水から湧き出た水を手に、関係者で祝った。
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