特殊詐欺被害を防止したとして、秦野警察署は7月16日、ファミリーマート東海大学駅前店の田村大輔店長(50)に感謝状を贈呈した。
田村さんは7月1日、電子マネーの購入に訪れた70代の男性に対し、購入理由などの聞き取りを行い、詐欺被害を未然に防いだ。店舗のそばに交番があり、普段から交番勤務の警察官と交流があるため、すぐさま相談に走り、警察官と共に説得を行ったという。「初めから不慣れな様子で、支払いに使うというので詐欺だと思った。被害を防げて良かった」と田村さん。オーナーの永島等さんは「経営している店が5店舗あるので、今回のことは各店の店長に情報を共有し、被害を阻止していきたい」と話す。
田村さんに感謝状を手渡した古山秀和署長は「特殊詐欺の手口が多様化しているので、おかしいと思ったらすぐ通報してほしい。防犯面でも連携をとっていけたら」と話した。
市内での特殊詐欺発生件数は7月11日現在で5件(前年比26件減)。被害総額は約3482万円(前年比4489万円減)となっている。
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