一般社団法人 秦野建設業協会の会長を務める 成瀬 公孝(きみたか)さん 渋沢在住 57歳
会員の健康守り、活動推進
○…「建設業協会全体で、2024年問題に対応していかないといけない」。時間外労働の上限規制の適用により、働き方改革が進む建設業。今年度から、会長として秦野建設業協会をけん引している。8月に発生した大きな地震の後には、各会員が担当する地区の道路をパトロール。「正に震源が秦野だったので驚いたよ」。また、先日、台風が接近した際も出動し、「道路に異常がなくてよかった。ちょっとドキドキしたね」と胸をなでおろす。
○…総合建設業を中心に廃棄物処理業・一般貨物運送業などを行う「(株)成瀬」の三代目社長。建設業協会の活動には「約10年前から参加しています」。協会では年1回の安全大会、年2回の健康診断を実施しており、「協会として会員の健康を守り、より健全に働きやすくしていきたい」と会長としての思いを口にする。
○…秦野市出身。子どもの頃は「大雨が降ると冠水しちゃう場所があってさ。今はよくなったね」と整備が進み、災害に強くなった街の様子を話す。地元の小・中学校、伊志田高校を卒業後、都内の建設関係の専門学校に進学。卒業後、他の建設会社勤務を経て、家業に入った。「特に『継いでほしい』とかはなく、仕事を手伝ってる内になんとなくね」と入社の経緯を話す。
○…娘が結婚して独立し2人の息子は仕事で家を離れ、現在は両親・妻と暮らす。「8月はたまたま、みんなが戻って来てるんだよ」と嬉しそうに父の顔を見せる。趣味は大型バイク。年2回ほど遠方にツーリングにも出掛ける。今夏も「仲間と大阪、和歌山、三重などを回ってきた」と笑顔で話す。つかの間のリフレッシュで、日々忙しい仕事や協会の活動に取り組んでいる。
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