「一般社団法人秦野市観光協会事務所・案内所」が9月1日(日)、表丹沢の玄関口として多くの観光客に利用されている「秦野駅」の小田急マルシェ1階に移転。1日から3日(火)まで、オープンイベントが実施される。
秦野市の魅力や観光情報を発信して観光客の誘致をするとともに、地場産品の販売を行い、観光事業の発展と地域経済の活性化に寄与している秦野市観光協会。同協会は1962年11月27日に任意団体として設立し、2009年には一般社団法人となった。07年、ファミリーマートが秦野市庁舎敷地内に誘致された際に市役所付属棟から移転。約17年間活動していた。
また、15年には秦野へ観光に訪れた人の窓口として、秦野駅改札口横に観光案内所が開所された。
新たな窓口で利便性向上
同協会は扱う品物や人員の増加により現事務所では手狭になり、機能が十分に発揮できなくなっていた。同協会と案内所が秦野駅のより広いスペースに移転することで、「表丹沢の魅力づくり」と「駅周辺のにぎわい創造」を推進する拠点として、利用者の円滑な案内や地域物産品の販売などの効率的な運営を目指していく考えだ。同協会職員は「今後は秦野駅ならではの事業を展開して市の魅力を発信し、観光業務を充実化させていきたい」と話す。
同協会の跡地は、他の事業に利用されるという。また、案内所の跡地は、市の情報発信の場としてパンフレットなどが配架されるとともに、休憩所として活用される予定だ。
オープン企画を実施
「一般社団法人秦野市観光協会事務所・案内所」が9月1日にオープンすることに伴い、当日午後2時からオープニングセレモニーが実施される。また、9月3日までオープンイベントとして、先着300人に記念ステッカーが配布されるほか、隣接する名産センターと合わせて1000円(税別)以上の購入レシートで抽選会に参加することができる。
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