秦野市は9月30日、「第77回秦野たばこ祭」のフィナーレを飾る打上花火で、権現山山頂の花火が鉄筒内で破裂する事故が発生したと発表した。
事故が発生したのは、まつり2日目の9月29日、午後7時半ごろ。たばこ祭の花火は弘法山公園の権現山山頂と馬場道広場の2カ所で打ち上げを行っており、今年はおよそ2000発の花火が観賞できる予定だった。
しかし、権現山山頂側の花火が鉄筒内で破裂。幸いにも人的被害はなかったものの、打ち上げに必要な筒などの復旧ができず、山頂側で予定していた約700発が打ち上げられなくなったという。
事故後、約1分20秒に渡り中断されたが、安全を確保し、馬場道広場側で打上花火を再開した。
現在、物的被害については調査中で、市は「請負事業者に事故報告書の速やかな提出を求め、原因などを調査する」と話している。
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