県議会報告㉜ 台風10号による土砂災害への早急な対策を実現‼ 神奈川県議会議員 神倉ひろあき
8月29日から9月2日にかけて台風 10 号の影響により、秦野市内では、各地で、がけ崩れによる被害が発生し、私自身すぐに現場に赴き、県道も含めて様々な被災箇所を調査しました。そうした中で特に、がけ崩れについては想像以上に被害は大きいものでした。今回は、9月25日に行った私の一般質問、「台風10号を踏まえた土砂災害対策について」のご報告をいたします。
県では、がけ崩れを防ぐための防災工事について、急傾斜地崩壊危険区域に指定し、対策工事を行っています。今回の台風10号では、区域に指定されていない箇所で、がけ崩れが発生していました。この事から、県の防災工事の対象とならない区域外で発生した、がけ崩れについても何らかの対策が必要であることを一般質問で訴えました。
私が被災直後に伺った南矢名地区と大椿台地区では、地元の皆様から急傾斜地崩壊危険区域の指定要望が出されていますが、未だ区域指定がされておらず、早期の対応が必要でした。私の質問に対し、県当局からは、10月中に急傾斜地崩壊危険区域に指定し、仮設の防護柵などの応急対策や、その後の防災工事の調査設計などを精力的に進めるとの答弁を引き出しました。
このほかの急傾斜地崩壊危険区域に指定されていない箇所についても、被災された方々の窮状を県が真摯に受け止め、自助、共助、公助の観点から、様々な方策を検討し、市と連携して二次災害の防止と被災者の支援に努めて頂くよう要望いたしました。
今後も市民の皆様の命と暮らしを守る施策の推進に努めてまいります。
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