秦野市内在住で英語を母国語としない中学生を対象にした「第13回中学生英語スピーチコンテスト」が9月15日、秦野市保健福祉センターで行われ、八田悠莉さん(西中2年)が1位に輝いた。
急速にグローバル化が進み、国際社会を身近に感じ国籍や文化の違いを越えた相互が理解が求められる現在。秦野市では次代を担う青少年の国際感覚や平和意識を育むことを目的に2011年度から「中学生英語スピーチコンテスト」を開催している。
今回出場したのは、中学1年生から3年生までの15人。それぞれが日頃感じている思いや考えを、スピーチに込めて発表した。当日、山谷洋子中学生英語スピーチコンテスト実行委員長と高橋昌和市長のあいさつの後、スピーチが開始された。会場には約90人が来場し、将来の夢や社会が抱える問題など多岐に渡る内容のスピーチを楽しんだ。
八田さんは「The Bell of Peace」と題し、平和への思いや異文化理解の重要性について訴えたスピーチを披露。審査の結果、栄えある1位に輝いた。また、奥村美鶴稀(みづき)さん(本町中3年)が2位、木島里緒さん(南が丘中2年)が3位に入賞。奥村さんは来場者の投票で決める「オーディエンス賞」も受賞した。上位入賞者3人には、韓国坡州市へ派遣(2泊3日予定)される副賞が贈られた。
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