秦野市副市長を務める 石原 学さん 渋沢在住 60歳
幸せな市民生活を支える
○…「38年間の市職員として働いてきた実績を生かし、力を発揮していきたい」。秦野市副市長に就任し1カ月、改めて就任の思いを口にする。秦野市役所に入庁したのは1986年。「ちょうどバブルの頃で世の中全体が元気でしたね」。景気の良い時代から厳しい時代まで、秦野の移り変わりを目の当たりにしてきた。人口減少、少子高齢化が進む今、求められているのは厳しい行財政運営。副市長として市長を補佐し、「どうしたら市が繫栄し、市民により幸せを感じてもらえるのか」を日々模索している。
○…生まれも育ちも秦野。小学5年生までは約1時間歩いて西小学校に通っていたが、6年生の時に渋沢小学校が開校。「20分ぐらいで登校できるようなった」と懐かしむ。その頃、夢中になっていたのは野球。「巨人の大ファンで、境内や校庭でよく草野球をしていました」
○…高校は地元を離れ、日大藤沢高校へ。部活には入っていなかったが、好きな野球は「地元のクラブチームで続けてました」。その後、日本大学法学部に進学。キャンパスのある東京・水道橋は、後楽園球場(現・東京ドーム)のお膝元ということもあり「時々、観戦に行ってましたね」。また、所属していたバドミントンサークルの仲間との交流は今も続き、「この夏は、北海道に住む友達が会いに来てくれて」とほほ笑む。
○…父、母、妻、娘の5人家族。大学4年生の娘は日大藤沢を卒業し、日大法学部に在学。「私と同じコースなんです」と嬉しそうに話す。また、「娘と一緒に東京ドームで野球観戦することもあるんです」と目を細める。自身の背中を追いかける娘の成長を見守りながら、秦野市政を支える多忙な日々が続く。
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