秦野市と秦野防犯指導員連絡会が10月12日、東海大学湘南キャンパスで行われた「グローカルフェスタ」に参加し、特殊詐欺や自転車盗の被害防止活動を行った。
親子連れも多く参加した同フェスタでは、メンバーらがチラシや啓発品などを配布。また、ブースで子どもが楽しめるカプセルトイを導入し、子どもとその保護者に自転車のダブルロックなどを呼びかけた。
秦野警察署によると、東海大学周辺で自転車盗が多発しているという。今年は9月末までに約95件発生しており、その約6割が無施錠。被害に遭った場所は自宅や構内などもあり、同署では「自宅であっても、短時間でも施錠してほしい。ダブルロックも検討してもらえれば」と話す。
また、全国的に急増しているのが投資型詐欺とロマンス詐欺。投資型詐欺はSNSを通じて著名人や投資家を騙り、信用させてから投資を持ち掛け金銭をだまし取るもの。ロマンス詐欺は、SNSやマッチングアプリなどで知り合い、恋愛感情や親切心を抱かせ金銭等をだまし取る手口。発生件数は特殊詐欺の総数からすると少ないものの、被害金額が高額なのも特徴となる。同署では「会ったことのない人から金銭を求められたら詐欺だと考えてほしい」と話している。
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