女子野球選手が幼児に基本的な体の使い方やボール遊びなどを教える「笑顔のキャッチボールプロジェクト」が秦野市内の幼稚園・保育園・認定こども園で行われている。主催は一般社団法人日本野球機構(NPB)。
幼児の運動習慣作りのきっかけになることを目的とした事業で、事前に指導方法などの講習を受けた女子野球選手が講師となる。NPBの連携先として女子野球タウンである秦野市が手を上げ、全国で初めて実施が実現した。
10月22日には、西幼稚園にZENKO BEAMSの田中露朝(あきの)選手と小林真夕奈選手が来園。4歳児と5歳児39人を前に、運動の基礎となる動作をレクチャーした。園児らはペアになって押し合いをしたり、新聞紙で作った玉を投げたり、ときに歓声を上げながら授業を楽しんだ。4歳児の男の子は「玉入れで入った時が嬉しかった」と感想を話した。田中選手と小林選手は「子どもたちが喜んでくれて、こちらも楽しい。秦野市以外にも活動を広げていきたい」と話した。
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