元秦野市立渋沢小学校の教諭・岡本杏奈さん(25)が11月7日、高橋昌和市長を表敬訪問。独立行政法人国際協力機構(JICA)海外協力隊として2025年1月から、アフリカ・ガーナ共和国で教育支援を行うことなどを報告した。
現地で図工の授業など
岡本さんは21年4月に渋沢小に赴任。2年生のクラス担任や特別支援級など3年間、教鞭を振るってきた。元々、JICAの活動に興味も持っており「小学校で子どもと関わる中、日本の子どもと同じように開発途上国の子どもたちの力になれたら」ともう一つの夢だった海外協力隊に応募した思いを話す。
岡本さんが派遣されるのは、ガーナ共和国・ガーナ教育サービスサウスダイ郡事務所(ペキチャメ小中学校)。派遣期間は25年1月から27年1月まで。小学生を対象に図画工作や体育の授業を行うほか、現地の教諭に向けて指導案の提案や研修会を行う予定だ。「日本とは全然違う環境なので、まずはコミュニケーション。そして、現地でも手に入りやすい自然の物を使った図工の授業などを考えていきたい」と話す。
高橋市長は「思いがよくわかりました。ぜひ、ガーナでも渋沢小での経験を生かし、未来につながる子どもたちの教育の基礎を築けるように頑張ってください」と激励した。
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