秦野市を中心に店舗を展開する調剤薬局の十全堂株式会社が11月29日、ブックスタート事業に使うコットンバッグ800枚を秦野市に寄付した。
ブックスタートは、秦野市がボランティアや民間奉仕団体など地域と連携し、4カ月児健康診査の会場で実施している事業。会場では乳児と保護者に絵本の楽しみ方を紹介し、絵本などをコットンバッグに入れてプレゼントしている。
「健康こそわが願い」をモットーに、乳児から高齢者までの医療活動を展開する十全堂(株)。2010年に同社が創業105周年を迎えたことをきっかけに、子育てを応援する活動としてブックスタート用バッグの寄付を開始した。これまでに寄付したコットンバッグは1万7500枚にのぼるという。
29日、同社の佐野友保取締役会長が秦野市役所を訪問。高橋昌和市長に目録を手渡した。高橋市長は「毎年ご寄付いただきありがとうございます。幼い頃からの読書週間の定着の一助になっています。今後もご事情の許す限り継続していただければ」と話した。佐野会長は「背伸びしない社会貢献として、この活動が企業にとっても励みになっています。十全堂が200年と続く企業になれば市民全員にバッグがいきわたる日が来ると思うので、頑張っていきたい」と展望を語った。
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