意見広告・議会報告
県政報告【9】 幅広く、行政課題に挑戦 神奈川県議会議員 谷かずお
私はこの一年、県議会議員として、議会でさまざまな質問を行いました。一部を抜粋して紹介いたします。
水源環境保全・再生施策の継続
(質)これまでの水質保全対策推進の取り組み状況と成果は。
(答)水源環境保全・再生施策当初の平成19年度から取り組んでいる。水質汚濁防止法に基づき実施される地下水質測定の調査で、当初3地域で環境基準を超えた汚染が確認されたが、令和5年度までにいずれの地域も基準以下となった。水質保全は県の支援は必要と考え、大綱期間終了後も継続を想定している。
(要望)秦野市は河川上流域の役割として県内幅広く水源を守り清流をお届けすること、自然災害から県民を守ること、また地球温暖化対策の取り組みとしてCO2吸収源である森林を守ることが我々中山間地の役割と考えます。こうした事からも大綱期間終了後も水源環境保全・再生施策にさらに磨きをかけ継続するよう強く要望する。
共生社会の実現に向けて
(質)障がい者の方がグループホームで安心して暮らせるよう、どのように取り組むのか。
(答)黒岩知事は「グループホーム事業者が地域住民と良好な関係を築いている事例を共有し、障がい者が暮らすことが出来る環境づくりに取り組みます」と回答。
県営鶴巻団地の建て替え
(質)建て替えスケジュールと取り組み、県民の生活を守る最後の砦である県営住宅の役割をどう捉えているか。
(答)建設課長は「令和6年度から13年間で整備していき、団地自治会の拠点であるコミュニティールームを整備していく」など回答。
農産物の地産地消
(質)今後の地球環境の変化を捉えた農業振興や県民の安心・安全な食を守る地産地消の取り組みへの考えは。
(答)黒岩知事は「県農業技術センターにより引き続き温暖化に対応できる新品種や栽培技術を開発し、農産物が安定して生産され県民に届くよう地産地消に取り組んでいく」と回答。
農地の保全・再生
(質)昨年の台風10号により被害を受けた、茶畑や棚田などの復旧に向けた農地の保全・再生の取り組みについては。
(答)黒岩知事は「一日も早く農地などの災害復旧事業に着手し、農業生産再開に向けてしっかり取り組んでいく」と回答。
子どもの読書活動の推進
(質)書店の減少やスマートフォンの利用時間が増える中、子どもの読書活動の推進にどう取り組むのか。
(答)花田教育長は「子ども読書活動推進計画に基づき、多様な子どもたちの読書機会の確保、デジタル社会に対応した読書環境の整備、子どもの視点に立った読書活動の推進などの取り組みをしている」と回答。
厚木・秦野道路建設促進
(質)国道246号のバイパスとして整備が進められている、秦野厚木道路の未事業化区間の事業化に向けての考えは。
(答)道路企画課長は「国に対し全線事業化を要望している。これからも早期事業化と整備を強く訴えていく」と回答。
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