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Pick Up こころを育む 福祉教育 秦野市社会福祉協議会の取り組み
福祉のまちづくりを住民とともに進めている社会福祉法人秦野市社会福祉協議会(以下、社協)。社協は、地域の中で「ともに生きる」福祉のこころを育む取り組みとして、成長過程に合わせた福祉教育を積極的に行っている。今年度実施された取り組みやねらいについて取材した。
子どもたちへ福祉教室を
市社協は、昭和50年代から、様々な形で学校や福祉施設とともに福祉教育事業を展開している。
小学生向けには、他者との関わりを通じて共感力・思いやりの心を育むことを目的に、障害がある人との交流やパラスポーツ体験、手話体験などの「福祉教室」を開催している。講師の派遣やプログラムの提供を行っており、今年度は小学生6校のべ735人が福祉について学んだ。
また、教育委員会を通じて推薦される「福祉教育指定校」では、より学びを深められる継続型の福祉体験プログラム「出会い・発見・まち探検」(全5回)を実施している。このプログラムは、子どもの学校での学びと大人の地域での学びをつなぎ、循環させることを目的とした企画。子どもたちだけでなく、参加した住民からも「楽しかった」「来年も続けてほしい」などの感想が寄せられる好評のプログラムだ。
授業では、障害のある人や地域の大人たちが毎回25人ほど参加し、児童と一緒に巨大ビンゴゲームやお茶会などで親睦を深め、学校周辺を散歩することでその人の生活の一部をともに体験した。子どもたちは、視覚障害者や車イス利用者にとって少しの段差でも大きな問題となることなどに気づき、自分たちに何ができるか考えるきっかけとしていた。
福祉を身近に感じるきっかけに
中学校では今年度、3校で福祉教室を実施。531人が参加した。
ほかにも、夏休みの福祉施設ボランティア体験など、自ら参加したいテーマを選択できるプログラムが加わっている。今年度の体験には市内の中学生20人が参加。高齢者の施設へ訪問した生徒からは「自分たちのボランティアを楽しみに待ってくれていることを知って嬉しかった」「理学療法士などのリハビリの仕事をしている人の話を聞けて良かった」などの感想があった。
障害者施設へ訪問に行き、障害がある人との交流を深めた生徒からは、「部活や好きなアニメの話で一緒に盛り上がれてよかった」「利用者さん同士が楽しそうに過ごしていたことが印象に残った」などの感想があった。体験を通じて、「福祉」を特別なことではなく、自分たちにとって身近なこととして捉える機会になったようだ。
ボランティア体験を進路選択に生かす
高校生向けの取り組みは、進路選択に関わる保育園や福祉施設でのボランティア活動など、個人の希望による参加が中心となる。昭和58年から続いている「夏休み保育ボランティア体験」には、一週間という長い活動期間にもかかわらず、今年度も45人の高校生が参加した。この体験をきっかけに、保育士や福祉の仕事を目指す生徒も多くいるという。
障害者施設のボランティアに参加した生徒は「介護・福祉を必要とする方の気持ちを知りたくて参加したが、根本部分は自分と変わらないと強く感じた。利用者と一緒に目標に向かう仕事にやりがいを感じた」などの感想が寄せられた。
福祉教育に関わるボランティアを募集
子どもたちの福祉教育を支えるボランティアも募集している。5月に「福祉教育ボランティア養成講座」も予定されているため、詳細は社協のホームページで確認を。
社協職員は、「より多くの地域に住む大人に携わっていただき、様々な人とのふれあいを大切にした福祉教育を行っていきたい」と話している。
■社会福祉法人秦野市社会福祉協議会/秦野市緑町16の3(保健福祉センター内)【電話】0463・84・7711https://www.vnhadano.com/
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