露木氏 衆院選出馬に意欲 秦野市含む17区から、国政目指す
元開成町長で、4月の神奈川県知事選挙に立候補した露木順一氏(55)が本紙の取材に対し、衆議院神奈川県第17区から無所属での出馬に強い意欲をみせた。次の衆院選に向け動き始めた露木氏から話を聞いた。
―国政への転進を決めた時期ときっかけは?
露木/「県知事選では、人口や経済力で勝る横浜や川崎などと、自力で経済を再生することの難しい県西地域の格差を感じた。相模川以西の首長を取りまとめて意見を発信していかなくてはならないと、選挙後の早い段階から”次は国政”と決断していた」
―進路を国政に定めた具体的な理由は?
露木/「現在の国政のドタバタ劇や主義の一貫しない議員等の姿を見て、政治の劣化を感じた。またボランティアなどで被災地を訪れた際、事実上解決策が進んでいない瓦礫の山を前にして”なんでだ”という思いにかられた。震災を通じて現在、実力者と呼ばれている政治家たちの限界が見えた。ここで”真の政治家”が出て、国政に新しい血が入っていかないと日本は沈没する」
―今後の動きは?
露木/「当面は各地で講演会を開いていく。後援会組織については前回出た衆院選から15年経ってしまっているので、拠点ごとに支持者の結集を図っていきたい」。
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