東海大学前駅前南口広場で12月3日(土)、NPO法人秦野市障害者事業推進センターと同駅前商店会協同組合の共催で自主製品の展示即売会、ステージイベントなどを盛り込んだ「東海大学駅前フェスタ」が行われる。障害者週間(12月3日〜9日)に合わせて初めて開催されるもの。
来場者に障害者に対する理解を深めてもらい、障害者がどんな製品を作っているのか知ってもらうことを目的としたこの催し。市内の障害者事業団体からの声で、今年9月頃から計画されてきた。開催にともなって協力を求められた同組合の林良洋理事長は、「できる限りやれることはやりたい。街の賑わいにもつながると思います」と快諾。催しの集客による地域の活性化への期待も高まる。
今回は同センター会員18事業団体から、秦野精華園、くず葉学園、弘済学園、かがやき、松下園、大根工芸、ちっちゃな星の会、ジョブライフはたの、みのりの家の9事業団体が出展。それぞれの事業団体で作られた手芸品やパン、クッキー、豆腐、野菜などの自主製品が並ぶ。
会場では、総勢およそ170人もの地域のダンスチームメンバーがキッズダンスとよさこいを披露するステージも見どころ。同組合ほかの協力による焼きそば、豚汁、おでん、クレープ、ラーメンなどの模擬店、一般公募のフリーマーケット等が催しを盛り上げる。
時間は、午前10時から午後3時まで。当日のタイムテーブルは以下の通り。
▽大根中学校吹奏楽部(10時10分〜10時30分)▽キッズダンス&よさこい(10時40分〜12時)▽バルーンアート(午前中)▽軽音楽ステージ(13時〜13時半)▽ミュージックベル(13時40分〜14時10分)▽秦野観光和太鼓(14時20分〜14時50分)
同センターの鈴野友市事務局長は「各障害者施設で作っているものを展示即売することで、皆さんに知ってもらえるよい機会だと思います。地元とのコミュニケーションによってそれぞれの活性化につながれば」と話している。
イベントに関する問合せは、同センター【電話】0463(73)6031まで。
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