他の生徒の模範となるべき取組みを行った生徒に贈られる県教育委員会表彰に、市内3高校(秦野曽屋、秦野、秦野総合)からそれぞれ受賞者が選ばれた。
仲良し3人組の努力と友情
秦野曽屋高校では3年1組のクラスメイト、前場美輝さん、本宮唯菜さん、西山穂乃香さんが受賞した。 茶道部に所属する前場さん。脚に障害があり正座こそできないが、きちんとしたお点前を心掛け季節感を大事にした活動を行っている。学習面でも常に成績優秀者であり、ボランティアを積極的に行った。
本宮さん、西山さんは、エレベータが無い校内で、前場さんの教室移動や登下校時に車椅子を持ち上げたり松葉杖の歩行介助を行ったりした。修学旅行や遠足、部活動等にも全て参加できるようサポートに努めた。
小学生を川から救助
秦野高校からは剣道部に所属する竹中慧さん(3年)、青木翔一郎さん(2年)、井上彰さん(1年)が選ばれた。
今年5月13日の午後6時半ごろ、下校途中に誤って大根川に落ち助けを求めている小学生を発見した。3人は制服のまま川の中に入って助け出し、救急隊に連絡した。翌日、消防署からの連絡と救助された小学生の保護者からお礼が学校に寄せられた。
陸上競技通じ地域貢献
秦野総合高校は、陸上競技部(井関渉希部長・部員16人)の継続的な地域貢献活動が評価された。
同部では、近隣の小学生への陸上教室の開催や、地域のマラソン大会や陸上競技大会に補助員としての参加などを継続的に行っている。また、部員自らが企画立案したゲームやアトラクションを地域住民に提供し、地域の活性化に積極的に協力している。
県教育委員会表彰は、県立学校の児童・生徒で、新たな取組みや困難な課題に果敢にチャレンジしたもの、地域・社会に顕著な貢献をしたもの、ボランティア活動を行ったものなど模範となるべき児童・生徒を表彰している。今年度は個人20人・団体36組が受賞した。
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