カワイ音楽コンクール関東地区本選に北原香菜さん(秦野市立北中学校1年)と小林遥香さん(藤沢市立秋葉台中学校2年)のペアが出場し、連弾の部Aコース(高校1年生以下)で最優秀賞を受賞。初の全国大会出場を決めた。
同コンクールは、小・中学生を対象としたコンクールでは国内最大級の規模と伝統を持ち、全国大会入賞者からはプロのピアニストなどを輩出している。2人は市内下落合のクレッセント音楽教室(石井晶子代表)に所属しており、同コンクールに出場するのは初めて。1月の県予選を通過し、4月の関東地区本選に出場した。同コンクールの連弾の部Aコースは、高校生らと競うため、体格差などで演奏の迫力に欠け、「弾き終わったときは、もうだめだと思いました」と振り返る北原さんと小林さん。しかし、息の合った演奏や技術などが高く評価され、最優秀賞を獲得。関東地区代表として全国に駒を進めた。
2人は2年前からペアを組んでおり、これまでもコンクールや発表会で演奏し入賞しているほか、ソロでも成績を残している。教室での練習日以外に、お互いの家を行き来して練習をしているそうだ。柔らかい演奏の北原さんに対して、小林さんは力強い演奏が得意で、お互いの持ち味を生かした連弾は「心が一つになるのが好き。お互いに刺激されている」と話す。全国に向け北原さんは「会場の人たちを感動させる演奏をしたい」と話す。小林さんは「2人で思い描いたイメージが伝わる演奏ができれば」と意気込んだ。全国大会は8月3日、横浜みなとみらいホールで行われる。
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