秦野市と伊勢原市、厚木市が3市合同で開発した観光アプリ「おおやまめぐりガイド」が12月6日に公開された。外国人を含めた観光客の受け入れ体制整備の一環で、大山観光のリピーター獲得を狙う。
これは地方創生加速化交付金を活用した「つながる大山」プロジェクト事業として、今年4月上旬から3市が合同して開発を進めてきた。事業費は3市合計で4519万8千円。
同アプリのメインはナビゲーション機能を活用したルートガイドで、秦野市蓑毛から大山までの「歴史・自然体感ルート」、伊勢原市の大山駅バス停からの「自然・眺望満喫ルート」、厚木市広沢寺温泉からの「癒し・スピリチュアルルート」の3つを紹介。それぞれのルートの見どころや注意点などを掲載しているほか、ナビゲートを使用すれば自分がどこを歩いているか確認することもできる。
このほか、観光スポットが分かる「見どころ検索」、AR機能を使った眺望ガイド、観光施設や危険箇所などに近づくと自動的に音声ガイドを行うサービス、外国人とのコミュニケーションに役立つ「旅の会話帳」機能などを搭載。また、フリーWi―Fiに接続するアプリ「Japan Connected―freeWi―Fi」と相互接続できるスポット案内も提供されており、これに伴い大山山頂のアクセスポイントからフリーWi―Fiが利用できるようになった。
今後は同アプリの利用促進のためプロモーションを各地で行う予定。アプリは日本語のほか、英語、韓国語、中国語にも対応しており、Appストア又はGooglePlayからダウンロードできる。秦野市観光課では「アプリを活用して登山ルートを知っていただき、何度も遊びに来てもらえれば」と話している。
秦野版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>