長く地域住民の生活を支えてきたスーパーの閉店で日々の買物の場所を失った下大槻団地地区。同団地の自治会がその窮状を救うべく、朝市を立ち上げ、団地内やその周辺に住む住民らから好評を得ている。
6月28日にスーパーが閉店後、「買物をする場所がない」という住民らの要望を受け、閉店の1週間後には下大槻団地自治会(森重勇会長)で朝市の開催が決まった。
朝市は毎週金曜日の朝8時から広畑小学校前の駐車場で開催することになり、第1回目となった7月13日には開始時刻前から長蛇の列となり、用意した野菜は30分ほどで売り切れたという。
販売しているのは主に野菜で、自治会の役員らが朝5時半に青果市場で仕入れ、販売も役員自らが行っている。朝市を訪れた住民は「駅まで行くのは大変。本当に助かっている」と話す。
開催回数を増やしてほしいという要望を受けている自治会の森重会長は「住民らの助けになればと始めた。開催日を増やすことはなかなか難しいが、新しいスーパーなどができるまでは、続けていきたい」と話している。
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