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障害者と同じ目線でまち探検 社協が北小で福祉体験プログラム
10月3・5・10・11日の4日間、市立北小学校で「福祉体験プログラム 出会い・発見・まち探検」が行われた。北小学校は今年度の秦野市社会福祉協議会の福祉教育指定校。1年を通じて福祉体験に取り組んでいる。
この日は、視覚や聴覚、身体に障害のある人と4年生の児童が小グループに分かれて学校周辺を散策した。障害者をサポートし、子どもたちの安全を見守るボランティアを含めると、1クラスあたり毎回25人ほどの住民が「福祉教育サポーター」として協力している。
校舎内を案内した児童。廊下にある棚をよけて車いすを押した。「私たちには簡単によけられるものでも、車いすの人にとっては難しいね」と感想。
また、校舎の外では「坂道や点字ブロックの所は、車いすを使う人にとって進みにくい場所だということが分かった」、「側溝や階段など外には視覚障害者にとって気を付けなくてはいけない箇所が多くあるね」、「耳が不自由な人がいて困っていたら、紙に書いて助けてあげようと思った」など、子どもたちからは一緒にまちを歩いた障害者の大変さを理解し、思いやりを感じさせる声が多く聞かれた。社協の担当者は「このプログラムは福祉のまちづくりのための“種まき”。子どもから親へ、ボランティアから地域へ蒔いた種が育ってくれれば」と話していた。
詳細・問い合わせは/秦野市社会福祉協議会【電話】0463・84・7711へ。
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