秦野市は、文化芸術関係者に無観客を条件にクアーズテック秦野カルチャーホール(文化会館)小ホールを活動の場として無料で提供する「はだのアート復活プロジェクト」を行う。このプロジェクトで小ホールを利用し撮影した動画は市公式YouTubeに掲載される。利用期間は7月中。
昨今、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、活動の場を失っている文化芸術分野。クアーズテック秦野カルチャーホールも緊急事態宣言等を受け休館していた。休館期間にあたる今年3〜5月の大小ホールの利用キャンセル・延期の件数は延べ100件以上にも上る。
そこで活動の場を失った文化芸術関係者への活動の場の提供と、同館小ホールの有効活用のため、市は今回のプロジェクトを企画。同プロジェクトの期間は7月1日(水)から31日(金)まで(既に予約が入っている日や休館日等、対象外の日もある)。
対象は吹奏楽やバンド、演劇、カラオケなど秦野市内に住所、勤務地又は活動拠点を有する個人又は団体(プロ・アマは不問)。使用料は無料。利用時間は午前9時から11時半までか、午後1時半から4時までのどちらか。電話予約のうえ、使用希望日の1週間前までに同館と事前打ち合わせをし、本予約となる(先着順)。また、期間中の利用は、1人(1団体)につき1回のみ。新型コロナウイルス感染拡大防止のため無観客での利用とし、楽屋の利用はできない。
YouTubeに公開も
発表の場を提供することを目的に、同プロジェクトでの利用で撮影された動画は、市公式YouTube「はだのモーピク」にアップされる。小ホールが動画のワンシーンに含まれていれば可(勧誘・営利目的は不可)。動画は3〜15分程度で、撮影・編集は利用者自身が行う。会場利用後1カ月後を目安に、DVD-R等で動画及びサムネイル画像を文化振興課に提出し、データが市に届いてから1〜2カ月後程度でアップされる。
同館は「ホール職員一同、アート復活をお手伝いさせていただきます。このプロジェクトでどのような作品が発表されるか、大変楽しみです」と話している。また、現在小ホールロビーには七夕飾りも展示されており、同館の利用も少しずつ日常の姿に戻りつつある。七夕の展示は8日まで。
詳細・問い合わせは市文化振興課【電話】0463・86・6309、小ホールの事前予約については同館【電話】0463・81・1211へ。
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