渋沢に住む三宅音太朗(おとたろう)君(ギター&ボーカル)・音寧(ねね)ちゃん(ベース&コーラス)兄妹と札幌市在住の村井道奏(みち)君(7歳・ドラム)のバンド「ロイロイロ」が、ツイッターやユーチューブに演奏動画を投稿し話題を集めている。X JAPANの「紅」やLiSAの「紅蓮華」など、キッズバンドとは思えぬ技術の高いパワフルな演奏で魅了。ユーチューブのチャンネル登録者数は9千人を超え、反響を呼んでいる。
ロイロイロ結成の契機は、2019年12月に音太朗君がストリートライブをしたことから。北九州市出身でギタリストの父・英明さん(40)と帰省した際に、「父ちゃんが作った曲をストリートライブで演奏したら、いっぱい聴いてもらえるかな」と音太朗君が提案し実行。ギターを始めて1年余りだったが、英明さんが作詞作曲したご当地ヒーロー「キタキュウマン」のテーマソングを練習して一人で演奏した。その時の動画がツイッターで話題となり、道奏君から誘いがきてバンドを結成。翌月には音寧ちゃんがベースを始めてメンバー入りした。
5時半から朝練
父の姿を見て興味をもって楽器を始めた2人。毎朝5時半から練習し、平日は5〜6時間、休日には9時間程練習する。一緒に練習するとケンカもするが、合わせれば息ぴったり。挫けたり、泣く時もあるが、「演奏が大好き」と2人は声を合わせた。
昨年4月には札幌市でライブも予定していたが、新型コロナの影響で断念。今はSNSを中心に活動している。遠方に住む道奏君とは、道奏君が演奏したビデオに2人が合わせるなどして、映像を編集し投稿。芸能人からの反応もあったといい、X JAPANのYOSHIKIさんがツイッターの投稿を共有(リツイート)したり、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベース・Fleaさんがコメントしたりと、「めちゃくちゃ嬉しかった」と満面の笑みを見せた。
"父の背中"を追いかけて
好きなアーティストは「父ちゃん」とまっすぐな目で音太朗くん。そんな2人を見守ってきた英明さんは「音太朗は器用な方ではありませんが、努力できる子。音寧はのみこみが早く、なぜかできるようになっている(笑)」と話した。
将来の夢は「ベースも続けて、かっこいいアイドルになりたい!20歳になったらパパと演奏を合わせたいな」とにっこり笑顔で音寧ちゃん。音太朗君は「このメンバーでロックに明るく有名になって、世界一のバンドになりたい!」と目をきらきらさせた。
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