本町小学校4年1組(河合良太教諭・32人)が、社会科の授業で学んだ「ごみ」について啓発ポスターを作成し、秦野市に寄贈した。2月26日(金)までファミリーマート秦野市役所前店(市役所西庁舎前)の壁面にあるプロモーションボードに展示されている。
小学4年の社会科で「ごみ」について学ぶ時間があり、本町小ではその授業の一環として2020年11月に秦野市環境資源対策課の職員を招き、「ごみ」の話を聞いたという。その中で、ごみの種類や分別方法のほか、伊勢原市にある「伊勢原清掃工場焼却施設」が老朽化で2025年度末までに使えなくなるため、秦野市・伊勢原市の可燃ごみを「はだのクリーンセンター」1施設で処理しなければならないことなどを学んだ4年1組の児童たち。8班にわかれて、このままごみが増えるとどうなるのか、ごみを減らすにはどうしたらいいかなど、自分たちで調べたことも交え、気付いたこと、訴えたいことをポスターにしてまとめることにした。キャッチコピーを考えたほか、特に強調したいことは色やデザインを変えたり、クイズやイラストを入れてわかりやすく見せるなど、それぞれの班が工夫を凝らして作成した。
児童の声きっかけ
児童らが仕上げた力作のポスター8枚はそのまま授業の中だけで終わる予定だったが、ひとりの児童の「外に貼れたらいいな」という声をきっかけに、河合教諭が環境資源対策課に相談。ポスターを寄贈し、プロモーションボードに掲示することになったという。掲示は1月15日から行われており、2月26日まで貼りだされている。
4年1組の児童はポスターを見てもらい、「ごみのポイ捨てをしないでほしい」「分別をしっかりして、ごみを減らさないといけないことを知ってほしい」と呼びかけた。また、リデュース、リユース、リサイクルの3Rを心がけ「マイバックを使ってほしい」「古着などを売ってリサイクルできることを知ってほしい」などと話した。
環境資源対策課では「子どもたちが一生懸命作成したポスターをぜひ見ていただきたい」と話す。展示終了後も関係施設などで活用する予定だという。
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