中日本高速道路株式会社が秦野市に新東名高速道路のインターチェンジと(IC)サービスエリア(SA)の名称素案「新秦野インターチェンジ」と、「秦野丹沢サービスエリア」を提示した。これを受け市では、5月21日まで素案に対する意見を募集している。
素案は「わかりやすく簡潔なもの」「利便性を考慮し所在地を明確に示すもの」「ICは市町村名を用いる」「SAは著名な地点または地域名や市町村名を用いる」という基準で付けられている。「新秦野インターチェンジ」は市名に路線名を特徴づける「新」を加え、「秦野丹沢サービスエリア」は丹沢の裾野にあり所在地が明確に判別可能であるため市名の後に知名度がある名称「丹沢」を加えた。
意見募集の対象は市内在住・在勤・在学の人。公民館や駅連絡所、市ホームページにある専用用紙に記入し、郵送・FAX・メール・持参のいずれかで国県事業推進課に提出する。問い合わせは同課【電話】0463・82・5746へ。
トンネル・橋梁の本体構造物は完成
新東名高速道路の新秦野IC―伊勢原大山IC間は、今年度の開通を予定している。中日本高速道路株式会社東京支社秦野工事事務所は伊勢原大山IC側高取山トンネル内の市境から新御殿場IC側の県境の23・9Kmを所管し、新秦野ICから伊勢原側まで10・9KmはSAを境に東工事区と西工事区に分かれている。
東工事区は高取山トンネルと羽根トンネル、両トンネル間の橋梁は本体構造物が完成し、工事車両が通行できる状態になっている。今後は防音壁設置や舗装、トンネル・橋梁の設備工事に着手していく。西工事区では高速道路の形が仕上がりつつあり、順次舗装・設備工事を行っていく。高速道路によって分断された県道や市道を繋ぐ跨高速道路橋も3本が完成し、残り3本の工事を進めている状況だという。
同事務所では「今年度内の開通を目指し、工事を進めていきます」と話している。
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