認知症予防とMCIについて学ぶ講座が7月1日、上公民館で開催された。丹沢病院の関口剛院長や同院デイケア室の臨床心理士・上野澄人さんによる講演に来場者は身を乗り出すようにして、真剣な表情で聞き入り、メモを取っていた。
秦野市が主催するこの講座はこれまで「専門医に学ぶ認知症」として開催していたが、今年度から「予防中心」のテーマにリニューアル。関心が高く、当日は34人の参加があった。
講座では認知症の前段階であるMCI(軽度認知障害)段階での早期発見の重要性、認知症予防にバランスのとれた食事・運動・休養・社会参加・知的活動の必要性などが伝えられた。講演後は参加者から自分のケースや心配ごとなどをからめ、途切れない質問が続いた。関口院長と上野さんの親身になったわかりやすい回答に安堵の表情を浮かべる人もいた。
来年3月まで市内各地の公民館でこの予防講座が開催される予定。次回は8月12日(木)(曲松児童センター)、9月2日(木)(北公民館)と続く。定員は各会場20人程度。申し込み順。申し込み、詳細は、秦野市高齢介護課【電話】0463・82・7394へ。
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